その独創的な味わいとフォルムで「マディ」時代からその名を馳せた桜井修一シェフ。自ら構えたこの店では、シェフの「アンディヴィデュエル」という考え方がさらに明確に表れている。
「アンディヴィデュエル」とは、日本では一般的にプティ・ガトーと表現される1人前の小さなガトーのことだが、その呼び名が示すとおり、アントルメ(=ホール)の存在が前提になっている。
「小さなポーションで完結させることによって、アントルメをカットしたものよりも、ガトーのエッセンスや個性を凝縮して表現できる」(桜井シェフ)のが特徴。作業や手間は格段にかかるが、その分、食べ手はシェフのメッセージを余すところなく味わうことができ、さらに立体的で、遊び心たっぷりのフォルムを楽しむことができるのだ。もともとは料理人を志していたこともあり、スイーツよりも料理の食べ歩きが大好きという桜井シェフ。様々な分野から刺激を受けておいしいものを発想し、表現する楽しさを満喫している。楽しいパッケージやギフトにも工夫があり、手土産としても秀逸。これからもどんな風に我々をワクワクさせてくれるのか、楽しみでならない。 |
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