チーズとの正しい付き合い方

 チーズとのお付き合いは、大変難しいものです。
 まず、自分好みのおいしいチーズを見つけるためには、ある程度、試行錯誤を繰り返さなければなりません。乳酸菌や酵素、カビなどの微生物を利用して作る発酵食品がチーズですから、外観も味も匂いも絶えず変化します。食べ頃のチーズを選ぶことが大切なのはもちろん、青カビや白カビを試してみる、というチャレンジ精神も必要です。

 チーズにはワインと同じようにラベルが貼ってあります。そしてこれまたワインと同じように、フランス産なら「AOC」、イタリア産なら「FDOC」などと、その国の法令にしたがって、原産地名称が厳しく規制管理されているのです。つまり、ラベルを見れば、そのチーズがその地方のどの村で作られたかがわかります。
 チーズは、気候や土壌を同じくするワインと相互の風味を高め合います。好みのチーズを見つけたら、どの地方のチーズかを知っておくのもいいですね。
 
 日々、熟成の進むナチュラルチーズは、乾燥と高温を避けなければならない生鮮食品でもあります。 直射日光は、もちろん禁物。5〜10度の冷暗所、湿度は80〜85%に保つのが理想的です。 食べ残しは、ラップにゆるく包んで、冷蔵庫の野菜室に保管しましょう。匂いを吸収しやすいので、香りの強いものと一緒にするのは避けてください。 それでも、フレッシュタイプは、開封後1週間が目安です。セミハードタイプ、ハードタイプは、上手に保管すれば旨味が増し、硬くなったらチーズおろし器でおろして、グラタンやカレーなどの煮込みにも使えます。

 

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