梅干しが持つ5大パワーの秘密
 夏ばて、といったときに、皆さんは何を食べますか。
 辛いインド料理を食べる人もいれば、さわやかなレモンを口にする人もいるでしょう。しかし日本でよく食されているのは、梅干しではないでしょうか。
 梅干しの特性は、人体をアルカリ性体質に保つクエン酸の多岐にわたる有効性にあるといわれますが、そうした科学的分析による効果よりも、古くからその効果を体験した多くの人が後世に伝えているのが実態です。その梅干しの効用は以下の五大効果として挙げられます。

1.血液浄化
血液中の酸性とアルカリ性のバランスをとることは健康上必要なことですが、魚、肉など酸性食品の多い日常生活の中で、梅干はアルカリ食品の代表なのです。

2.疲労回復
梅の実自体は、ビタミンとミネラルがあまり多く含まれていませんが、これが梅干しになると、食欲を増進させるクエン酸などの有機酸を含むようになります。クエン酸は、カルシウムの吸収を促し、また、疲れの素になるといわれる乳酸の過剰生産を抑えます。活力増進にもつながります。

3.整腸・殺菌
梅干しの中のカテギン酸は抗菌・滅菌の働きとともに、消炎等の整腸機能も認められています。整腸作用と大腸の蠕動運動を活発にさせる食物繊維も含んでいることから便通 を良くします。防腐・殺菌作用もあるためによくお弁当にも入れられています。

4.解毒
梅の成分であるピクリン酸、クエン酸が乗り物酔い、二日酔い、食中毒などを解消すると言われています。それは腎臓、肝臓の働きを助けているからです。

5.美容
食物の栄養バランスと酸性、アルカリ性の均衡を図ることは健康上大切なことです。血液がきれいになり、肝臓等の器官が正常に機能する健康体は美容効果をもたらし、それは老化防止にもなるのです。

 食用にする梅は「実梅」、観賞用を「花梅」と区別sれていますが、花梅の実も食用になるといいます。現在、実梅の品種は60種類以上あり、いずれも球形または楕円形で、淡い緑色をしています。主な産地は、和歌山、徳島、神奈川などで、紀州和歌山の南高梅は、とくに有名です。
 梅はほかの果物と違い、生で食べることはできません。生の梅には、青酸をつくる酵素が含まれているので要注意なのです。

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