オレンジはインド生まれ!?

 オレンジは「柑橘類」と総称されます。熱帯、亜熱帯を中心に、世界中で栽培されていますが、原産地は東南アジアだといわれています。
 ずっと遠い昔のこと、柑橘類はインドのヒマラヤ山麓の高原地帯アッサムというところで生まれました。長い月日をかけて、品種改良が行われ、スイートオレンジが誕生。その後、人間や鳥などに運ばれて、中国の揚子江沿岸にまで伝わっていきました。オレンジはここからさらに南下し、中国南部一帯に中国品種となって発展していったといわれています。
 それから時はたち、15世紀末にポルトガルのバスコ・ダ・ガマによる喜望峰経由のインド航路開拓後、はじめて東洋にやってきたポルトガル人がオレンジを見つけ、その味にとても感激しました。これをきっかけに柑橘類はポルトガルからスペインへと伝わり、地中海品種として発展していきました。

 柑橘類は種類が多く、きんかんのように小さなものから、子供の頭ほどの大きさもある晩白柚(ばんぺいゆ)まで、大きさも重さもさまざまです。色も、オレンジ色から黄色や緑まで、味も酸っぱいものから甘いものまであります。 さらにグレープフルーツのように日本の気候や土壌に合わず、ほとんど輸入に頼っているものや、温州みかんや伊予柑のように日本原産のものもあります。
 ちなみに世界の柑橘類の中でいちばん多く生産されているのはバレンシアオレンジです。オレンジジュースに使われるオレンジのほとんどが、このバレンシアだといわれています。
 いずれの種類も、さわやかな香りをもち、ビタミンCが豊富で、皮の白い部分には毛細血管の浸透圧を調節するビタミンPが多く含まれています。

 ジューシーなオレンジは、いつも食卓での人気者。そのまま食べてもいいですし、ジュースにしてもおいしい、ときには料理の素材としても大活躍します。また、オレンジはビタミンCの宝庫です。ビタミンCは私たちの健康に見逃すことのできない栄養素。もちろん、美容にも欠かせません。オレンジを食べてビタミンCを確保しましょう。そうすれば心も体もお肌も元気いっぱいです!


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