さくらんぼで小じわ予防

 初夏になると店先に並ぶさくらんぼ。ヨーロッパでは有史以前から栽培されていたと言われるほど古い歴史がありますが、日本には明治のはじめに輸入され、品種改良を重ねて現在のさくらんぼができあがりました。よく知られているのは、「ナポレオン」「佐藤錦」「高砂」「アメリカンチェリー」といったところでしょうか。
 
 ナポレオンは、果皮が赤黄色で粒が大きく、酸味が少し強いのが特徴です。かつてさくらんぼといえば、ナポレオンといわれるほど人気も高く生産量も多かったのですが、90年以降は佐藤錦にトップの座を明け渡しました。佐藤錦は甘味が強く、果皮が黄色地に赤い斑点がついています。
栄養価は高いとはいえませんが、特筆に値するのは「鉄分」。くだものの中で、鉄分の含有量はトップなのです。したがって、貧血体質の改善に効果が期待できます。
 また、貧血でなくても、コーヒーや紅茶を毎日何杯も飲む人は、鉄分などのミネラルが不足しがちになりますので、そんな人にもさくらんぼはお勧めです。カロチン(ビタミンA)を含んでいることから、疲れ目の予防、回復にも効果があります。
 女性なら試してみたいのが、さくらんぼによる「小じわ予防」。細かくつぶしたものを顔に塗り、約10分後に洗い落とすと、小じわの予防になるとか。

 とはいえ、いちばんのネックは、さくらんぼが店頭に並ぶ時期があまり長くないこと。しかも日持ちがしません。さくらんぼ酒を作って貯蔵するのもいいですし、旬のこの時期に、さくらんぼをたくさん味わってみるのもいいでしょう。


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