中国茶でヘルシーダイエット

 夏が近くなると、雑誌やテレビではいろいろな「ダイエット法」が盛んに取り上げられます。最近では「酢がいい」とか「玄米が効く」などと言われていますね。つらいダイエットはイヤだけど、「なにかを食べて痩せる」というお手軽ダイエットは、つい試してみたくなります。
 そんな私が聞きつけた楽しいダイエット・アイテムは「中国茶」。

 中国では古くから薬として使われてきた中国茶が、現代医学においても有効性が確認されつつあります。中でもダイエットについての研究は盛んで、その効果が明らかにされています。
 たとえば、ウーロン茶。飲んで30分後くらいからカロリー消費量が増え、その状態が約2時間も継続することが確認されています。またプーアール茶が、血中の中性脂肪値を下げることも、欧米の研究で明らかにされています。

 そういえば、同じ美食の国で、フランスやイタリアでは年齢を重ねると太った人が多いのに、中国ではわりとスマートな体形を維持していますよね?
 お茶がダイエットに有効なのは、茶葉に含まれる成分、カフェインの代謝促進効果によるもの。脂肪細胞中にある「脱共役たんぱく質(UCP)」という物質が増えると、脂肪細胞の熱産生が高まり、代謝が活発になって脂肪が燃えることが確認されています。カフェインには、このUCPを増加させる作用があるのです。

 さて、中国茶もいろいろ種類がありますので、どのお茶を飲めばいいのか迷ってしまいますね。
本当にダイエットを考えているなら、ひとつの目安は「薬膳茶」を選ぶのもいいかもしれません。薬膳茶というのは、基本的には漢方をベースにしたお茶のこと。漢方の基本は、生薬を煎じて飲むことです。生薬のもつ作用により、水太りや脂肪太りを改善できるという薬膳茶が、ダイエットに効きそうですね。

 むくみや水太りが気になる人には、水の流れをよくするオウギ(黄耆)、滋養強壮に優れ、利尿作用があるナツメ(大棗)、便通をよくし、血圧降下、コレステロールの低下に効果的なハブ茶(決明子)、利尿作用があり、むくみ肌荒れに効果的なハトムギなどをブレンドした薬膳茶などがお勧めです。また、脂肪太りタイプには、山査子茶(サンザシ茶)はいかがでしょう。山査子には脂肪の分解・消化を促進するリパーゼという酵素のほか、血圧を下げる成分なども含まれているので、内臓脂肪が気になる人や生活習慣病が心配な人にもぴったりです。

 おいしい中国茶を飲みながらダイエット!でも、おいしい点心をつまんでしまったら、効き目は薄いかもしれませんね。夏に向けて、みなさんのダイエットも教えてください。


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