サプリメントでミネラル補給
 みなさんは「サプリメント」を摂ったことがありますか。最近はコンビニにも並んでいるので、かなり身近な存在になってきましたね。

 「サプリメント」というと、特別なイメージを持つ人も多いでしょう。でも、お茶や大豆、はちみつなどの身近な食べ物もサプリメントとして製品化されていますし、漢方薬や生薬などは自然が与えてくれたサプリメントといえます。古くから「体に良い」「元気になる」といった言い伝えとともに食されてきたものを錠剤や粉の形にしたのが サプリメントだと考えれば、もっと親しみやすいかもしれませんね。

 サプリメントは特別に作り出されたものではなく、いつもの食事がベースとなり、 足りない分を補う目的で生まれたものです。どのような成分がサプリメントとして使われているかを知っておくと、食事とサプリメントをバランス良く摂ることができるようになるでしょう。

 人の体の大部分は有機物(炭素・水素・酸素・窒素)で構成されていますが、生命を維持するためには、多種類の無機物も必要になります。その無機物のことをミネラル(Mineral)といいます。
よく知られているものとして、骨や歯の構成物質であるカルシウムやマグネシウムがあります。不足すると貧血症状を引き起こす鉄分も私達に身近で代表的なミネラルです。
 
私達の体の中にあるミネラル量はほんのわずかですが、どれも体の中でとても重要な役割を果たしています。「体のイオンのバランスを取る」「酵素が働くのを助ける」「内臓や筋肉などを動かすために必要」といった働きです。お母さんの胎内の赤ちゃんが、原始の海と同じミネラル濃度0.85%の羊水に浮かんでいることからも、ミネラルがどれくらい大切かわかるでしょう。
 ほんの少しの量で体のしくみがなめらかに動くので、「体の潤滑油」ともいわれています。

 ミネラルは、体内でつくる事ができないため、食べ物などから摂らなければなりません。先進国では、環境汚染などが原因で土壌にミネラル分が不足しているため、人の体もミネラル不足になりがちと考えられています。 不足すると、体の調子が悪くなり病気になったりしますが、摂り過ぎても体に悪い影響を及ぼしますので、バランスよく摂る事が大切です。
 特に外食や加工食品をよく利用する方は、高血圧や脳卒中の原因にもなるナトリウムやリンの摂取が過剰になり、カルシウムなどほかのミネラルが不足しがちです。まずは、バランスの良い食生活を心がけましょう。

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