いいことずくしの発芽玄米
 いま、巷で話題になっている「発芽玄米」。みなさんは食べたことがありますか。
 

 田んぼで収穫されたお米から、外側の籾(もみ)をとると白いお米が現れると思っている人はいませんよね?籾をとった段階では茶色のお米(玄米)で、日本ではこの状態にして保冷保存しています。玄米はお米の全ての栄養素を含んでいるので、健康食であるけれど、はっきりいってあまり美味しくはありません。

 そこでこの玄米を精米(米粒の外側からけずり落とすこと)します。普通一般に買い求めている白米は玄米を100とすると92%くらいになっています。玄米の持っている食物繊維を1とすると、白米では0.3くらい。他のビタミンやミネラルなどの栄養素も3分の1くらいにけずり落とされてしまっているのです。
 微量の栄養素ですが、毎日食べるご飯からもっと摂りたいと薦める人がいます。そのため、もっと精製度を下げたお米を「分づき米」といいます。玄米を98%精製したものが「3分づき」、96%が「5分づき」、94%が「7分づき」、さらに精製して「白米」になります。

 ところが、精製してしまうぬかや胚芽には40種類もの体にいい栄養素や繊維質が含まれています。つまり白米は美味しくなってはいますが、栄養や快便面からみると必要なものを削ぎ落とされてしまった、あまり優秀な食物とはいえないようなのです。

 一方、玄米のほうは、便秘に効果的な食物繊維はもちろんのこと、脂肪の代謝を高める不飽和脂肪酸、肌を美しく保つビタミンB6などのダイエットや美容にいい成分から、成人病やガンを防ぐ成分と、実に様々な効果をもたらす成分がびっしり詰まっています。
 特に注目すべきは、食後の血糖値の上昇率。白米の場合、食後、血糖値が急激に上昇してしまうため、脂肪組織に血糖が取り込まれやすく、体脂肪が溜まりやすくなります。しかし、玄米の場合はこの血糖値の上昇が白米よりも低いので、便秘を治してダイエットもしたいという方には、お勧めの食材といえます。

 そして、いま話題の発芽玄米とは、玄米を水に浸して一定の温度に置き、0.5-1mm程度発芽させたもののこと。玄米が発芽すると、体内に蓄積されていた貯蔵型のエネルギーが活性型のエネルギーへと変化するため、人間が食べたときの栄養価も数段アップするのです。
 発芽玄米の特徴はそれだけではなく、「炊きやすい」「おいしい」というこれまで玄米の弱点だった部分を改善しています。

 身体によくて、ダイエットにもなって、炊きやすく、おいしい……。これは一度試してみる価値があると思いませんか


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